MarionetteCradle~ハロウィンと笑わない街~


~あらすじ~

幻霧歴1030年。

夏の猛暑が過ぎ去ったある秋の夜。

夜になると深い霧と静寂に包まれるヘイズミスト海に、

場違いなほどに賑やかなパレードが鳴り響く。

ハロウィンに乗じて現れたのは、まるでカボチャを模したかのような一隻の海賊船。

その帆先には不敵な笑みを浮かべた男が一人。

彼の名は『アバット・ローレル』。

かつてこのヘイズミスト海を平穏へと導いたとされる伝説の海賊、

『カルム・ローレル』の末裔であり、娯楽と笑顔を愛する仮装娯楽団『霧の団』の団長である。


数日前、彼は聞き捨てならぬ噂を耳にする。

それは、娯楽を嫌う領主によって、笑う事を禁止されてしまった街があるというものだった。


一夜限りのお祭り騒ぎ・・・

今宵、彼による革命(悪だくみ)が始まろうとしていた…。



- 登場人物 -

アバット・ローレル(CV:雪田将司)

「我 が 眷 族 た ち に 甘 い お 菓 子 を ご 用 意 頂 け な い だ ろ う か ?」


仮装娯楽団を名乗る海賊たち「霧の団」の団長。

かつてヘイズミスト海を平穏へと導いたと伝えられている伝説の海賊『カルム・ローレル』の末裔。

先代より受け継がれてきた「霧の祈り」という不可解な能力には、笑顔と娯楽を失った者たちの嘆きを聞き、彼を導く力があるという。


常に不敵な笑みを浮かべ、飄々とした佇まいは、彼の楽観的な性格を象徴している。

「マリアベル」、「レティ」、カボチャ姿の「パン」、フランケン姿の「フラン」を友として率い、その他にも彼に魅了された魔族たちを「眷族(けんぞく)」として、決して拒むことなく迎え入れる寛容さを持つ。



マリアベル・シール(CV:篠崎愛)

「お 前 た ち 、 出 番 だ !」


純白のドレスに身を包んだ仮装娯楽団の一員。

まるで相手を睨みつけるかのような鋭い眼により、数多の敵を退けてきたが、彼女にとってそれは最大のコンプレックス。


その顔立ちとは裏腹に、彼女自身は割と温厚な性格であり、眷族たちにも親身になって接する。可愛いもの、特にまるいものが大好きという一面も。

その美貌とスタイルの良さは、時にレティを嫉妬させている。


婚期を逃す前に想い人と籍を入れたいと願い続けているらしい。ドレス姿はその表れであるとかなんとか。



レティ・ドール(CV:村田綾野)

「 ニ タ ニ タ ヘ ラ ヘ ラ だ っ て」


カボチャを模した傘を手にする仮装娯楽団の一員。

一見幼い女の子だが、実は乗員内で最年長の吸血鬼。


基本的に人間族を見下し、バカにしているが、アバットたちに対してはそういった様子は見受けられない。案外、彼女が気に入った者たちには心を開いてくれる優しい性格なのかもしれないと、眷族たちの間で噂されている。


太陽光が苦手なため、基本的には船室に籠りきっているが、過度の悪戯好きで、悪戯のためなら、例え日中であろうと愛用の魔傘を手に室外へ出ることも。



パン(CV:義達桜祐)

「 ね ぇ ね ぇ ア バ ッ ト 、 は ら へ っ た ー っ !」


カボチャの顔を持った小さな団員。

もともとはアバットの船『マリオネット・クレイドル』を襲った海賊団のキャプテンで、戦いに敗れた際にアバットに惚れ込み、勢いで入団を志願。

アバットは歓迎したが、マリアベルは常に管理が必要と判断し、レティの呪いにより、今の姿に変えられてしまった。


しかし彼自身は、今の姿にとても満足している。


フラン(CV:相合谷由馬)

「 ソ ウ ナ ッ タ ラ 、 オ レ ガ タ ベ テ ヤ ル ヨ」


フランケン姿の小さな団員。

パンと同じくアバットの船を襲った海賊団の一員だったが、敗北した際にキャプテンのパンが降伏し、続いて仲間入りを志願。

元はまごう事なきイケメン青年であったが、今の姿に変えられた。